いきいき「家族の会」まちでもむらでも(山形、岡山)

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全国の「家族の会」支部会報から活動を紹介!!  いきいき「家族の会」まちでもむらでも

編集委員/内田妙子

山形県支部

聞きたい話がいっぱいイッパイ!

“上山のつどい”が、3月9日午後1 時~3時、山形県上山市二日町プラザ (旧カミン)2階中会議室で開かれました。参加者は12名(介護者3名、当事者3名、支援者3名、一般市民3名)、既に5人の家族を介護したと話された80代の女性、地域包括支援センター職員や民生委員、施設で暮らしている奥さまのところに毎日通っている80代の男性、支部2代目代表の増戸昭夫さんも参加して、岡崎とし子世話人の司会で開催。増戸さんからお饅頭、他にもお菓子の差し入れがあり、和やかに情報交換の話し合いができました。

“つどい”の最後に、参加者から次のようなメッセージが寄せられました。

「他の人の話を聞くことができて、自分の生活を振り返る良いきっかけになっています」「介護は相手(介護される人)がいることなので、介護する人の都合の良いようにはいかないものですね!! でも出口が見えないのは、困ってしまうかも…」「大変な旦那さまのお話を聞きながら、自分が妻として、将来において仲良く付き合っていくことができるか考えておりました」などなど。

岡山県支部

「ひまわりの会」の1年を振り返って

2015年7月4日にスタートした若年性認知症の人と家族のつどい(「ひまわりの会」)は、2018年度も合計6回開催することができました。本人・家族、家族のみ、本人のみの参加人数はのべ91人、スタッフ(見学者含む)はのべ80人でした。トイレへの誘導や同伴などの最小限の支援のために、原則としてご本人とスタッフがペアを組んでいます。

昨年度で特筆すべきは、10月20日に実施した音楽療法(カラオケ)でした。

“くらしき健康福祉プラザの研修室”での予定でしたが、そこが西日本豪雨の避難所となり、使用できなくなりました。急きょ、カラオケ店での開催に変更し、不安もありましたが、結果は大成功!普段は物静かなAさんがマイクを持って別人のように歌い出したのです。 実は、ペアを組んだスタッフが、事前に奥さんにご主人のお得意を聞いていて、その曲(いとしのエリー、勝手にしやがれ)を流したら、いきいきと歌ったのです。ほかの方々もそれぞれ得意のノドを披露して、普段の「ひまわりの会」では見ることができない一面を見せてくれました。

歌でつながりみんなが笑顔

歌でつながりみんなが笑顔

会報ぽ~れぽ~れ467号(2019年6月)より

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