「認知症の人と家族の会」についてお話ししましょう
私たち夫婦が認知症に直面した時、「認知症の人と家族の会」に支えられました。
家族同士だけではなく、認知症の本人同士も交流ができて、妻も診断直後と比べて表情が明るくなりました。
親身になってくれ、気持ちがわかり合える「家族の会」の仲間は、何ものにも代えがたい私たちの宝です。
1980年の結成ですから、40年も活動を続けている団体なんです。何の社会的な理解も支援もなかった時代から、ともに励まし合い助け合って、認知症になっても安心して暮らせる社会の実現を目指して、全国各地で活動しているんですよ。
「認知症の人と家族の会」は、全国47都道府県に支部があり、認知症の人、家族、専門職など11,000人の会員がいます。
活動の内容
交流する「つどい」
認知症の本人や介護者同士が直接話し合うことができます。若年で発症した方、男性介護者、看取り終えた方などのつどいもあり、医師や介護職などの専門職も一緒に考えます。
知る・学ぶ「月刊・会報「ぽ~れぽ~れ」」
認知症の情報が詰まった本部と支部の会報を毎月お届けします。認知症の人や家族の声、介護保険の動向、医療・介護などの情報満載です。
相談する「電話相談」
困ったり悩んだ時、誰かと話したい時、電話してください。自治体の「認知症コールセンター」にも協力しています。
0120-294-456(無料/土日祝除く 10:00〜15:00)
携帯電話の場合は〈050-5358-6578〉(通話有料)
これら3つの活動のほか、認知症になっても安心して暮らせるよう、施策の充実を求める活動や国際的な関係機関との交流、調査研究など、認知症への理解を広め、深める活動にも取り組んでいます。
会員の声 「つながる」ことの大切さ
「家族の会」の方々に感謝しています
●岡山県・Aさん(介護者 女性)
大変なこと、辛いことがたくさんありましたが、つどいで同じ悩みや思いを持つ方々と出会え、勉強になりました。時には泣きながら悩みを聞いてもらい、帰る時には「ひとりで悩まないで、またつどいに来てね」と言ってくれた言葉は、今でも忘れることができません。「家族の会」に出会えたことに感謝しています。
同じ悩みの仲間と出会えました
●京都府・Bさん(認知症の本人 男性)
入会して色々な情報が得られました。専門家ではなく同じように悩みを持っている人に会えることで、話もしやすかったし、年齢的にも近い人たちと仲間になることができました。孤立している人は、情報を得る方法を見つけられていません。そういう人を見つけたら、「家族の会」へつなぎたいです。
会報のおかげで介護を続けています
●埼玉県・Cさん(介護者 男性)
いつも会報「ぽ~れぽ~れ」を読んでいます。難聴の私は、介護の疲れをいやすのも、新しい知識を得るのも会報からです。毎月、会報が届くのを楽しみにしています。
ひとりで悩まず ぜひ、「家族の会」の輪に入りませんか?
入会案内資料請求
活動内容や入会方法を紹介したパンフレットを無料でお送りします。
「認知症の人と家族の会」へご連絡ください。
入会手続き(年会費5,000円)
①パンフレットの入会申込書にてお申し込みください。可能な方は、ホームページの「入会申し込み」フォーム(右記QRコード)からお申し込みください。郵便局の払込取扱票でも入会のお申し込みができます。(氏名、住所、電話番号を記載ください)
②郵便局から会費(年会費5,000円)を送金してください。(コンビニ・銀行のATMからもキャッシュカードで振込可能です。詳しくはホームページをご覧ください)
口座番号:01050-3-47146
加入者名:(社)「家族の会」
金額:5,000円(年会費)
通信欄:「新規○○○○年度入会希望」
※郵便局に備え付けの払込取扱票をご利用ください
※年度単位での入会になります(4月1日~翌3月31日)
公益社団法人認知症の人と家族の会
代表理事 鈴木森夫
〒602-8222 京都市上京区晴明町811-3 岡部ビル2F
TEL. 050-5358-6580 FAX. 075-205-5104
ホームページ www.alzheimer.or.jp
●認知症の電話相談
0120-294-456(10:00~15:00 土日祝除く)
携帯電話の場合は〈050-5358-6578〉(通話有料)