いきいき「家族の会」まちでもむらでも(石川県、奈良県)
全国の「家族の会」支部会報から活動を紹介!! いきいき「家族の会」まちでもむらでも
編集委員/内田妙子
石川県支部
一年の計は笑いから ~笑いは介護力の源です~
支部では1月20日12時から16時まで、金沢市松ヶ枝福祉館1階生きがい活動室にて、「新年のつどい」を開きました。 講師にNPO法人ラフターヨガジャパン公認リーダーの浜崎泰彦氏をお招きし、身振り、手振り、掛け声で、寒さも吹き飛ぶほどに「笑いヨガ」を楽しみました。浜崎氏は“つどい”の最後まで同席され、ご自身の介護経験や工夫なども話され、14名の参加者の心を暖かくしてくださいました。
皆さんの近況報告では、上手にストレス発散をしていることやダイエットで変身したことなどの話がありました。サプライズくじ引きでは、ウサギさんの湯たんぽを手にいれた方もいました。
つどい”の最後には、皆さんで「ふるさと」を大きな声で歌いました。参加者からは「忘れていた子どものころの笑いで、心身ともにすっきりしました。今でも掛け声の『ヤッター!ヤッター!イエーイ』と『ベリグッド!ベリグッド!イエーイ』が耳に残っています。これからも元気の出る企画を楽しみにしています」との声がありました。
奈良県支部
「家族のための認知症介護教室」開催
ためになることがたくさん聞けた
支部では昨年に引き続き、平成30年度 第6期「家族のための認知症介護教室」を委託事業として、県地域包括ケア推進 室と連携して取り組みました。2月12 日、6回の講義を終えた14名の方が修了証書を受け取られました。 最終日の講師は、2回目に続き、高井 病院神経内科副部長の原健二先生で、「家族が受け入れられるようになると、本人が元気になりますよ。根気よく接し、安心していられるような環境をつくることが大事」と話されました。
今期も前半の講義のあと、参加者同士話し合って、親密で元気の出る介護教室でした。「家族の会」の電話相談や「つどい」、奈良市での対面相談など、「これで終わり」ではない、いつでも相談できるところがあるという安心感を持って、介護を続けられるよう願います。
最終回のアンケートで、「たくさんの情報を得ることができ、感謝します」 「参加するたびに、気持ちのリフレッシ ュができた」「接し方が、やさしく落ち着けるようになった」「ためになることがたくさん聞けて、良かった」と感想がありました。