DIXNET第1回オンライン交流会の報告

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DIX Net 第1回オンライン交流会を開催しました
DIX Net(認知症国際交流ネットワーク)では、第1回オンライン交流会を開催しました。
DIX Netは、日本認知症国際交流プラットフォームの活動の一環として、認知症に関わる人々が、これまでの立場や役割を越えて「一人の市民」としてつながり、認知症の課題について共に考え、行動していくことを目指すネットワークです。
今回の交流会には、認知症ご本人、ご家族、専門職、地域で活動する方、金融・成年後見に関わる方、国際交流に関心を持つ方など、多様な背景を持つ参加者が集まりました。
はじめに、参加者一人ひとりから自己紹介がありました。スポーツジムの会員の中に認知症の方が増えていることをきっかけに地域でできることを考え始めた方、成年後見やライフプラン支援を通して認知症に関わっている方、ご自身の経験を通して早期受診の大切さを伝えたい方、認知症の人と家族の会や国際交流活動に長く関わってきた方など、それぞれの立場から率直なお話がありました。
その後、DIX Netの目的について説明しました。DIX Netでは、認知症の課題を「当事者」「家族」「専門職」「研究者」といった立場だけで考えるのではなく、立場をいったん越えて、市民として共に考えることを大切にしています。また、誰でも参加できること、国際的な視野を持つこと、交流から新しい行動へつなげていくことを活動の特徴としています。
意見交換では、今後の交流会のあり方について多くの提案が出されました。参加者からは、「毎回何か一つテーマがあると話しやすいのではないか」「月1回程度、継続的に開催できるとよい」「テーマをきっかけに、参加者同士が持っている情報を集め、記事や活動につなげられるのではないか」といった意見が寄せられました。
話題の一つとして、卓球やスポーツと認知症の関係が取り上げられました。海外からの関心や、地域での卓球を用いた取り組み、スポーツを通じた交流の可能性について情報が共有されました。一つのキーワードから、参加者それぞれの経験や知識がつながっていく様子は、DIX Netが目指す「交流から新しい行動へ」という方向性を感じさせるものでした。
また、ロゴペニック型原発性進行性失語症など、あまり知られていない認知症のタイプについても話題が広がりました。参加者からは、認知症の種類ごとに情報を求めている人がいること、地域だけでは出会いにくい人同士がオンラインでつながる可能性について意見が出されました。
さらに、資産凍結や相続、金融機関との関わりなど、認知症に伴う経済的な課題についての問題提起もありました。認知症ケアは介護や医療だけでなく、生活、財産、家族関係、地域社会など幅広い領域に関わる課題であることが改めて共有されました。
一方で、認知症をめぐる現実には、前向きな取り組みだけでは捉えきれない苦しさや困難もあります。参加者からは、家族だけに負担が集中する状況や、どうにもならない事態に向き合う力についても語られました。DIX Netでは、解決策を急ぐだけではなく、そうした声にも耳を傾けながら、認知症について深く考えていきたいと思います。
今回の交流会を通じて、DIX Netはまだ小さなネットワークではありますが、多様な経験や関心が交差することで、新しい学びやつながりが生まれる可能性を感じることができました。
今後も、月1回程度のオンライン交流会を基本に、参加者の声を聞きながら、テーマを設けた対話、情報共有、インタビュー、勉強会、国際交流などへと活動を少しずつ広げていきたいと考えています。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

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