〜くよくよしても仕方ない〜田嶋 正幸

2025-12

診断を受けて~「嘘だろう!?」

2022年6月、64歳の時、医師から言われたときは、嘘だろう嘘であってほしい!!何かの間違いではないかと、自分に言い聞かせましたが、同時にそれが本当ならと思うと、それはショックですっかり落ち込んでしまいました。妻も子どもたちも、これからのことを考えれば考えるほど暗い気持ちになり、明るく過ごしていた毎日の景色が変わりました。でもまだ身体は元気、毎日の生活は変わらないし、ご飯もおいしい酒も飲める、このまま家にいても仕方ないと、妻と二人でいろいろな相談窓口に行きましたが、なかなか思うところに到達できずにいました。

若年性認知症サポートセンターと出会う

そんな時、娘が「お父さんいいところを見つけたよ!訪問して相談に乗ってくれるって、良かったね」と、埼玉県若年性認知症サポートセンターを見つけてきてくれました。その時は、妻と二人でほっとしました。コーディネーターの方が訪問してくださり、今の自分の気持ちや妻の心配ごとなどを親身に聞いていただき、まだまだ働きたい気持ちを伝えました。
オレンジチューターの岩田知子さんが在籍する深谷市内の特別養護老人ホームの清掃作業を紹介してもらい、仕事として週2 日働くようになりました。仕事は以前と違う内容なので、大変な時はありますが、時にはご利用者に声をかけてもらい、楽しく頑張りがいもあります。できるだけ続けられたらと毎日願っています。

チームオレンジの一員として~病気は病気、くよくよしても仕方ない!

働き始めると同時に、施設内にあるカフェで、週1回チームオレンジのメンバーとして、妻と二人でボランティア活動をしています。一緒にカフェの手伝いをしているうちに、病気のことも忘れかけることもあります。また、カフェの仲間と麻雀にはまり、一番の楽しみになりました。
2025年9月には、埼玉県オレンジ大使に任命されました。病気は病気、これからのことは想像できない、したくない!認知症になっても、今を楽しく生きたいと思います。そんな気持ちをオレンジ大使として伝えていきたい!です。

編集:中野 智之

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