公益社団法人認知症の人と家族の会について

認知症の人と家族の会とは

認知症の人と家族の会(「家族の会」)は、1980年に認知症の人を介護する家族と支援者が中心となり、京都で結成された全国組織です。すべての都道府県に支部があり、11,000名を超える家族・本人・専門職が会員となり、「つどい」「会報」「電話相談」を三本柱とした活動を行っています。
また、「家族の会」は日本で唯一の国際アルツハイマー病協会(ADI、本部:ロンドン)に加盟する団体として、国際的な活動にも積極的に取り組んでいます。万一、これらの翻訳(誤訳)による損害が発生した場合も一切責任を負いません。

「家族の会」の活動内容

つどい
自分たちの悩みをうちあけ、話しあう「つどい」を全国で開催しています。
つどいに参加することで「自分は一人じゃない、仲間がいる」と知ることが出来ます。介護する家族だけでなく、認知症の方本人、男性介護者、若年性認知症の家族、看取り終えた人のつどいなど様々なつどいが行われています。
介護者・本人が交流しています。全国で年間4,000回以上開催され、5万人が参加しています。
会報
全ての会員の方に、毎月会報「ぽ~れぽ~れ」をお送りしています。
「本人と家族と社会をつなぎ 勇気を与える」をモットーに、介護に関する情報をはじめ、介護体験、本人からメッセージ、世界の情報、医学知識、制度の紹介など、様々な情報を掲載しています。
電話相談
本部をはじめ、すべての都道府県にある支部でも電話相談を受け付けています。
研修を受けた介護経験者や、専門職の相談員が、様々な悩みを受け止め、共感し、アドバイスをしています。「家族の会」が主催するものや、地方自治体からの委託を受けて実施するなど、各地で取り組んでいます。相談員の研修会を年2回実施し、全国の相談員が集まり、対応力の向上を目指しています。